2.書籍関連
拙著『「朝30分」を続けなさい!』からの引用です。
サブタイトルを付けるとしたら、
関東風
『大バカは本を読まない。バカは1回しか読まない』
関西風
『ドアホは本を読まない。アホは1回しか読まない』
以下引用。
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朝勉強51 あなたはその本を何回読んだか?
最悪なのは、本を立ち読みして書いてある情報を“知った”つもりになって、本代が節約できたと考えている人たちです。
次から次へと、本を立ち読みして、新しい情報を“知って”、それで頭の中に情報をインプットしていると勘違いしている。全然、無意識(潜在意識)に落とし込めていないのに。
人間はすぐに忘れる動物だから、何度も反復しないと習得できないのです。
だから、良書を何度も読み返すことは、非常に大切なのです。良書を購入して何度も繰り返し読まないことが、どれだけ自分の人生にとってデメリットになっているのかをこういう人たちは知らない。
本を何十冊も立ち読みしても、どうして自分の人生が好転しないのか考えたことはないのですか?
ちなみに私の知っている優秀な人たちで、本を立ち読みして本代を節約している人は一人もいません。
同じことを何度も繰り返す反復が大切なのです。
同じ素振りを、同じフリーキックを、同じ分野の勉強や読書を、1回よりも10回、10回よりも100回、100回よりも1000回。
やればやるほど、いい結果が出るに決まっています。松井選手が長嶋監督の前で、何回も何回も素振りをしていたように。
アメリカの能力開発で現在一番有名な人物は、アンソニー・ロビンズです。著書に、『人生を変えた贈り物 あなたを「決断の人」にする11のレッスン』(成甲書房)などがあります。
そして、そのロビンズ氏の師匠にあたるのが、同じように有名なメンターのジム・ローン氏です。『ジム・ローンの億万長者製造法』(サンマーク出版)などがあります。
確かセミナーで聞いた話ですが、ある日、ローン氏が、ロビンズ氏に対して「君に読んでほしい本がある」と言って、あまりにも有名なナポレオン・ヒル氏の著書、” Think and Grow Rich”(邦題『思考は現実化する』(きこ書房))を差し出したそうです。
ロビンズ氏はローン氏に対して、「その本はもう読みましたよ」と答えました。
するとローン氏は、「何回読みましたか?」と尋ねました。
ロビンズ氏は、「1回です」と答える。ローン氏は
「私はこの本を10回以上読んでいる。私はお金持ちです。
あなたは1回しか読んでいない。あなたは貧乏です。
何か気がつきませんか?」と。
つまり、同じ本を読むのでも1回だけ読むのと、何回も読み返すのでは、成果が全然違うということを教えたかったのです。
別の例で、あるIT企業の社長さんの話。W社長さんは、前著『「1日30分」を続けなさい!』を読んで非常に気に入ってくださり、私に幹部教育トレーニングを依頼してきた社長さんです。
創業7年目で売上100億円目前の優良企業。このW社長さんが、感銘を受けた本は、先のデール・カーネギー著『道は開ける』(創元社)。
自己啓発、能力開発の分野ではあまりにも有名な本なので、あなたも読んだことがあるかもしれません。
そこで質問ですが、あなたはこの本を何回読みましたか?
私は、日本語で何回も読んでいますし、英語でも読んでいます。さらに、英語のオーディオCDでも何回も聞いています。
W社長はなんと、この本を100回以上も読んでいるのです。
この本を1回しか読んでいない人は、さほど同書からの影響を受けておらず、「いい本だった」くらいで、おそらく同書を読む前と後ではたいして人生に変化はないでしょう。
一方、100回以上も読んでいるW社長は、IT企業を退職後に一念発起して起業し、年商100億目前の企業をつくっているのです。
この社長さんが特に感銘を受け、実践しているのが、「今日1日の枠の中で生きる」と「不安はすべて紙に書き出す」という習慣。
社長業をやっていれば、資金繰りなど不安はつきもの。W社長は、過去14年間、毎日自分の行動計画をすべて書き出して、毎日を今日1日の枠の中で生きています。
同書を繰り返し読んでいるから、同書の重要なエッセンスを習得しているのです。習得しているから、無意識(潜在意識)に落とし込めているのです。落とし込めているから、特に頭で考えなくても自然と体が動いて、1日の計画書を書き出し、その日1日の枠の中で生きているのです。
同書を1回読んだ人と100回以上も読んでいる人とでは、触れた情報はまったく同じです。
当たり前ですが、W社長の『道は開ける』だけが、特別なことが書かれていたわけではありません。
では、同書を1回しか読んでいない人と100回以上読んだ人とでは、どうしてこんなに結果が違うのでしょうか?
反復する回数の違い以外に、何か違いはありますか?
このように、知っていることと習得することとでは、天と地ほどの違いがあるのです。
だから私はなるべく、オーディオの学習教材を購入して、移動中などに繰り返し聞いていのです。
2019.07.13
4.まぐまぐ!
まぐまぐ!のポリシー変更で過去のバックナンバーが表示されなくなりました。
よって、土曜に配信した無料メルマガのバックナンバーは、今後こちらにアップする予定です。
古市幸雄の「1日30分」自己教育
第740号
『自分をブランド化する創造思考と評価軸』は私とお付き合いのある方には、全員に聞いていただきたい。
男の子で車好きならわかるでしょう。日産GT-Rが日本で一番速い車なのが。
いや、世界のスーパーカーでも知名度トップクラスなのが。
このGT-R(R35型)の開発総責任者・水野和敏氏によるご講演が教材になりました。
正直に申し上げます。
私が過去10年くらいでたくさんの教材をリリースしてきました。
それらの中で、この教材だけは外さないで聞いて(観て)欲しいランキングを作るとしたら、、、。
- 『自分をブランド化する創造思考と評価軸』← 今回リリースする教材
- 『「思考は現実化する」を解説する』『「思考は現実化する」を科学する』シリーズ
- 『あなたを変える8つの習慣』
です。
ご講演のお客さんのリアクションやフィードバックを見聞きしているとこんな感じです。
おそらく、図星でしょう。それは、、、
今までは、古市教の信者でさえ教材を聞いてもらうと、こんなリアクションを内心していたと思います。
「思考パターンを変えればいいのですね。継続が大切なんですよね。はいはい、古市先生、わかっています。やればいいんでしょう」と。
だけど今回、水野さんに遠回しに「バカ!」と叱咤されて、こう気がついたみたいです。
「古市先生のお説教なんて、まだ生ぬるい方だった、、、」って(苦笑)。
「考えるということについて甘ったれている!」と水野さんはおっしゃっていました。
つまり、「君たちは、思考停止状態で、全然考えていないじゃないか!」と指摘されて、各自の思考レベルの低さがバレバレになってしまったわけで、、、。
悪いことは言いません。この教材だけは聞いた方がいいです。
今後、私とお付き合いをしなくても、過去数年間、私と接点がなかった人でも、この教材だけは聞いた方がいいです。
とにかく、ご講演の受講者のレビューを読んでみてください。サクラなしです。
世界トップクラスのエンジニアの思考レベルの高さが、わかると思います。これが世界超一流のレベルです。
- ラクして簡単に
- ワクワクしながら
と言っている連中、または心の中でこう思っているあなたのレベルの低さが身にしみてわかるはずです。
あなたは、いろんな能力開発や自己啓発の本を読んだり、セミナーに出ても結果が伴っていないのでしょう。
それは、ほぼみんなニセモノ本・セミナーだったから、、、。
ここでは、私がホンモノかどうかは論じません。 (^0^;)
今回、受講者のみなさんも(そして、私も)、何が収穫があったかと言ったら、考え方の指標を示してもらったことです。
「自分のために」という思考パターンは、100%間違っていた。だから、結果が出なかった。
そうではなくて、、、
彷徨える自己啓発オタクにカツを入れてもらえる内容になっています。
長年の心の霧が晴れますよ。どうして今までの自分のやり方、思考パターンでは、結果が出なかったのか答えが、、、。
どう考え方をシフトすればいいのかが、明確に示されています。
聞きたくない人は聞いてもらわなくて結構! 今後も一生、ニセモノ先生のお話をありがたく聞いてください。
漬物ではないですけど、長年ニセモノ漬けになっている自己啓発オタクには、ピンと来ないかもしれません。
追伸:
正直、私が水野さん(ホンモノ)のことを20年前に知っていたら、、、。
「私の伸びしろは、もっとあったかもしれないのに、、、」と思います。
きっと、あなたは私と同じのはずです。
だけど、もしあなたがまだ30代、40代だったら、絶対に聞いた方がいいです。
今後の成功曲線が必ず変わってきます。
別に50代、60代でも聞いてもらっていいのですけど、、、。
これ、20代で聞けた人は一生の財産になるだろうな。
2019.07.09
2.書籍関連
拙著『「1日30分」を続けなさい!』Kindle版が、Kindleストアの売れ筋ランキング(有料)で14位に急落(ランキングで5位前後だったのですが)。
理由は、、、
最近、読み放題対象になったKindle版のランキングが上がったのが原因。新しく読み放題対象になったら読みたいじゃないですか!?
だけど、今までの例だとランキングを維持できません。数日から1週間くらいかな。
一気にランクインしたKindle版の書籍ランキングが徐々に下がって、拙著がまたランキング5位くらいに戻りますから見ててください。
ちなみに、拙著よりも常に上位にランキングされているのが以下の書籍です。
2019.06.26
2.書籍関連
日本で324円で販売している英語の勉強本”How to Learn 101”。
アメリカやイギリス市場でも販売されているのですが、最近、円高方向に動いたので、為替に連動してアメリカ市場での同著の価格が上がっています。
確か以前は$2.98だったのに、1ドル107円の現在は$3.02で販売中。
例えば、Appleなども新商品の発売時は為替を考慮して日本での商品価格が決まります。
しかし、Amazonの場合はリアルタイムで変動します。AIというかITの仕組みは凄いですね。こういうのもすべて自動化。
Amazonでは、「コンピュータ(機械)ができる作業は、すべてコンピュータ(機械)に任せる。人は、人にしかできない作業をする」のポリシーが徹底しています。
機械はミスをしないので(機械の故障を除く)。ミスが出るのは、実は、人が介入するときだけです。
2019.06.26
1.ひとりごと
ひと昔前に一時代を築いた伝説のコンサルタント・一倉 定(いちくら さだむ)氏。もう20年も前にお亡くなりになりました。
『第1巻 経営戦略』
ウィキペディアによると、5000社を超える企業を指導したとウィキペディアに書かれています。あのニトリも指導を受けました。
著書だったか、音声教材だったかは忘れてしましたが、このようなことをおっしゃっています。
「アウトソースできる作業は、社外にアウトソースするのが一番安い。社内でやる作業は、アウトソースできない作業だけに限定する」
例えば、プリンターがあれば、社内でお客様様にチラシを作成して発送することができます。5,000枚としましょう。
紙代やインク代は、たいしたコストがかかりません。それよりも、その作業をする社内の人材に充てる人件費の方が高くかかってしまいます。
その作業をする社員たちは、チラシ制作作業の間、ほかの社内作業ができないからです。
チラシのデザイン作業は社内でやったとしても、印刷や発送作業は外部のチラシ専門会社に任せた方が、一見コストはかかるようだが、一番安がりで効率的なのです。
ですから、一倉先生は、指導した企業には、外注できる作業を社内でさせることはすべて禁止にしました。
コストだけではなく、時間を稼げるからです。時間の節約できると言ってもいいでしょう。
社内の複数の人材にチラシの印刷と発送作業をしてもらって、5営業日かかったとしましょう。
これを外注すれば、外部の業者がチラシの印刷・発送をしている間に、社内の人材はコアな業務に集中できます。
これは企業のみならず、個人にも当てはまります。
リソースの配分という意味では、企業も個人も同じです。企業の場合は複数の人がいるか、個人は1人の違いだけです。
どちらも資金や時間、マンパワーに限りがあるのは同じこと。
個人の場合も、外部にお願いできる作業はアウトソースをして、自分は本人にしかできない作業、アウトソースできない作業だけをやるのが一番効率がいいです。
結局、コスト的に安い上に、時間の節約ができる。
冗談半分で、意外と本質を突いた例を挙げましょう。
ここ半年くらいで、「おかげさまで結婚ができました」という男性のお客様から報告が複数届きました。
今まで私がアドバイスをして結婚できた男性の顔を思い浮かべてみると、7割くらいは結婚紹介所を利用しています。
「私が、職場で相手が見つからないのなら、結婚紹介所を利用しなさい」とオススメしたからです。
結婚紹介所は、パートナー探しのアウトソースですよね。つまり、結婚というプロセスで、
1. お相手探し:アウトソース可能
2. デート:アウトソース不可
3. プロボーズ:アウトソース不可
となりますよね。
結婚を希望しているのに、相手が見つからない、結婚できない男子は、「結婚相手は自分で探すもの」という間違った観念に囚われてアウトソースしません。
誰が「結婚相手は自分で探さなければいけない」って言ったのですか?
(実は、「お見合いで結婚しました」と白状するのが恥ずかしくて、利用しないケースがほとんどなのですけど。「友人の紹介で」と言って、いくらでもごまかせるのに、、、。)
結局、いつまで経っても、お相手が見つかりません。
そして、残酷なことに時間だけが流れて3つ歳を取り、5つ歳を取り、10歳を取って現在に至っています。
これに該当する男性がいれば、結婚紹介所に払うお金は節約できたけど、「あなたそれでハッピーですか?」
一方、アウトソースを決断して結婚紹介所にお相手探しをしてもらった男性は、1)お相手探しは外注をしているので、
自分にしかできない2)デートと3)プロポーズに時間と労力を集中できるのです。
どんだけハードルが下がると思いますか? どれだけ効率アップ、時間の節約だかわかりますか?
多くの人がまったく論理的に考えていなくて、
・クリーニング
・外食(料理を作る作業)
・衣類(服を作る作業)
などは、何の抵抗もなく日常的にアウトソースをしているのに、
・家庭の家事代行
・結婚相手の紹介
など、人が見える作業(家政婦が家に来るなど)は、アウトソースをするのに抵抗を感じます。
自己啓発オタクが抵抗を感じるアウトソースの作業。
それは読書です。
だけど、よくよく考えると、
1. 読書:アウトソース可能
2. 目標を立てる:アウトソース不可
3. 目標を達成するための行動:アウトソース不可
じゃないでしょうか。
先ほど、企業も個人もリソースの配分という意味では同じと書きました。
先ほどの一倉先生の言葉を、少し変えて引用させてください。
「アウトソースできる作業は、外部にアウトソースするのが一番安い。自分でやる作業は、アウトソースできない作業だけに限定する」
私は最近、同メルマガの解説や編集後記は自分で執筆をしますが、文字興しは外注をさせていただいています。私がやっても、他の人がやっても文字興しのクオリティは同じだからです。
教材の発送作業は大阪の会社に外注をしています。ホームページの制作も外注をしています。
弊社には現在社員は1人もいませんが、外注できる作業はすべて外注をすることで、あたかも社員が複数いて、チームで業務をこなしているような仕事量を私1人で処理しています。
そして、私本人は、私にしかできない執筆や教材の製作などの作業に専念をしているのです。これがリソースの配分なのです。リソースの選択と集中とも言えます。
その上、ほぼ毎日のように娘の塾や習い事の送迎までこなしています。
だから、私は社員を1人も雇っていないのに、おそらく中小企業なら5人前後の仕事量を平気でこなすことができるのです。
そして、コストを抑えながら、時間を節約することで、1年で7、8個の新しい教材をシリースし、外部を招いた講演を開催し、海外視察までしています。
一般的に外部にアウトソースする際は、アウトソースの費用だけを見て「高い or 安い」の判断をすることがほとんどです。
そうではなくて、時間をどのくらい節約できるかで考えるのです。
例えば、35歳のときに結婚紹介所にお願いするかを迷って、結局やめて45歳になってしまったとしましょう。
お願いしていれば、37歳の時には結婚できていたと仮定すると、もし時間を巻き戻せるのなら、いくらお金を払いますか? How much?
もう一度、一倉先生の言葉を書きます。
「アウトソースできる作業は、社外にアウトソースするのが一番安い。社内でやる作業は、アウトソースできない作業だけに限定する」
これを理解して、実践できるかどうか(お金に余裕のない人は、無理なのであきらめてください)。
つまり、限られた人生という時間を使って
・自分にしかできない作業
・自分が実現したい目標
”だけ”に、いかにリソースを集中をするか。これで実現スピードがカメとウサギどころか、カメと未来映画のワープくらい変わってきます。
最後に質問です。
誰が「読書は自分でやらなければいけない」って、言ったのですか?
どうせビジネス書を1冊買って読んだところで、重要なポイントなんて多くて3、4箇所です。
ベストセラー作家の古市先生が言っているのですから、間違いありません。(^0^;)
宣伝になりますが、書籍の選定、読書、要点(ポイント)の発見、文字興し、これらの作業をアウトソースできるサービスとして提供させていただいているのが、
弊社の有料メルマガ『エグゼクティブ・メルマガ』
購読しているだけで、メールボックスに書籍のデータベースができます。その数、年間約250通。
読書をすべてアウトソースするという意味ではなく、要点だけを読む、ハズレの本を読む時間とお金を節約するという意味で、超・超・効率的です。
お相手探しをアウトソースするのと、同じくらいのインパクトがあります。
追伸:
読書の作業もアウトソースをして、同メルマガで紹介した本の中で、本当に読みたい本だけ買って読むようにすれば、ムチャ効率的です。
無茶苦茶、時間の節約になります。節約した時間を使って、デートをしてください(お相手探しはアウトソースして)。
まだ購読されていない自己啓発オタクには方は、自信を持って強くオススメします。
『エグゼクティブ・メルマガ』は7月から既存のお客様の価格を改定させていただき、かつ入会金をいただくようになります。m(__)m
2019.06.25
2.書籍関連
“How to Learn 101“が、ドイツのAmazonで学習法に関する新作のカテゴリで3位になっています。ありがとうございます。m(__)m これも瞬間風速でしょうけど(苦笑)。
しばらくチェックしていたら、瞬間風速で2位に(苦笑)。
ドイツのAmazonサイト Amazon.de
2019.06.19
2.書籍関連
“How to Learn 101“が、アメリカのAmazonの90-Minute Business & Money Short Readsのカテゴリで1位になっています。ありがとうございます。m(__)m
アメリカのAmazonサイト Amazon.com
2019.06.17
2.書籍関連
2019.06.13
2.書籍関連
“How to Learn 101“が下記のカテゴリで1位になっています。ありがとうございます。m(__)m
- Study Skills
- Business & Investing Reference (洋書)
- Nonfiction Education (Kindleストア)
日本のAmazonサイト Amazon.co.jp
アメリカのAmazonサイト Amazon.com
2019.06.12
1.ひとりごと
『エグゼクティブ・メルマガ』の編集後記に書いたことです。
もうそろそろ1,000回なのですが、初回から購読されているお客様も1,000通目ですよね。約4年のお付き合い、ありがとうございます。
1通読むのに5分かかるのなら、これだけで5,000分(83時間強)のインプットです。
加えて、紹介した本をすべて読むわけではないと思いますが、紹介した本の1/3くらいは読んでいるとして、少なく見積もってこの4年で250冊の本を読んだとしましょう。
1冊読破するのに2時間かかるとしたら、読書でも500時間のインプット。
83時間 + 500時間 ≒ 600時間ですね。
600時間を睡眠時間7時間を除く、17時間の実質活動時間で割ると、約35日になります。
つまり、フツーの人がこの間スマホをいじったり、テレビを観たり、非生産的なことをしているうちに、丸々35日分の活動時間を勉強に充ててきた計算です。
- 彼らが、あなたに勝てるわけないじゃん!?
- あなたが、彼らに負けるわけないじゃん!?
拙著『「1日30分」を続けなさい!』で紹介した勉強の成果の方程式は以下です。
y=a×b×χ2+c
ここで重要なのは、時間の変数(χ2)には2乗の作用があるということ。つまり、競争相手にこれだけの差を付けられるということ。
- 2倍インプット → 4倍の差
- 3倍インプット → 9倍の差
- 5倍インプット → 25倍の差
- 10倍インプット → 100倍の差
つまり、やはり
「勉強した者が勝つ」
のです。
さて、明らかにこの4年間で、読者のみなさんは次元が違う状態になりました(途中から購読を始めた方はまだですけど、、、)。
友人・知人を見回してください。このメルマガの読者くらい本を読んだり、情報にお金を払う人はいるでしょうか?
はい、ほぼ皆無ですね。
先日、日本代表の卓球選手・水谷隼氏がこんなことをつぶやいて反響を巻き起こしました。
『【卓球】水谷隼の発言がツイッター上で大反響 「1万時間練習してから」』
Twitterの画像を貼り付けます。
私は拙著『How to Learn 101』でこう書いています。
Winning the Loser’s Game
The competition looks severe in general, but it is not. Do you know why? Many people have given their lives up and do not even try something new and make changes. They do not even think about changing their unproductive routines.
敗者のゲームに勝つこと
一般的に競争は激しそうだが、実際は違う。どうしてかご存じですか? 理由は、多くの人が人生をすでにあきらめています。新しいことにチャレンジしたり、違う状況を手に入れる努力をしません。
Are your friends and co-workers experts or amateurs? Some of them could be experts, but most of them would be amateurs. Winning a loser’s game is so easy because they are self-destructive.
Don’t you think many of them have been destroying their lives by wasting their time doing nothing or drinking to forget their problems temporarily?
あなたの友人・知人を見回してください。(仕事などで)プロレベルと呼べますか、それとも素人同然でしょうか? プロ級もいるかもしれませんが、ほとんどが素人レベルでしょう。
敗者のゲームに勝つなんて楽勝です。なぜならば、他の人たちは自滅をするからです。彼らの多くが暇つぶしをしながら人生を無駄に過ごしています。
抱えている問題を一時的に忘れるために、何も生産的なことをまったくしなかったり、酒を飲んで紛らわしています。
///
『エグゼクティブ・メルマガ』は、2019年7月から入会金を導入させていただきます(既存の読者は不要)。今後ともよろしくお願いします。
2019.06.11