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4.まぐまぐ!

ショックと崩壊が同時に

こんにちは、古市です。

古市幸雄の「1日30分」自己教育    第793号

約12年前の2008年に、リーマンショックが起こったのは、まだ記憶に新しいと思います。

私と同年代の方ならば、1980年代のバブルとその崩壊をご存知だと思います。

多くの日本人がこういう認識がないのではないでしょうか?

今回の新型コロナショックは、リーマンショックと80年代のバブル崩壊が同時にやって来たということを。

リーマンショックは金融機関の危機から端を発していますが、今回のコロナショックは実体経済が大きく傷ついています。

人が街に出て消費をしなければ経済が右肩下がりになるに決まっています。これは日本だけではなく、世界中で起こっています。

これがきっかけとなって、アベノミクス・バブルが崩壊しました。数字を把握していれば、すぐにわかるのですが、アベノミクス・バブルは80年代のバブル以上のバブルでした。

つまり、今回の新型コロナショックは、リーマンショックと80年代のバブル崩壊が同時に起こっている事象と思って、まず間違いありません。

80年代のバブル崩壊でさえ、日本経済に大きなダメージがありました。その後、一般庶民の収入が下がり続けて、派遣社員が増えました。

「失われた10年」、「失われた20年」、ついに「失われた30年」と言われるようになりました。

リーマンショック単体をとっても、経済に大きなダメージがありました。

この2つが同時にやって来たのが今回の新型コロナショックです。

「2、3年で景気が戻るはず」という考えは、明らかに甘いです。

リーマンショックの時には、金利を下げるなどして緊急対策を実施。それが数年前まで約10年も続いて、やっと金利を上げ始めたと思ったら、今回の新型コロナショックでまた利下げ。

もうほぼゼロ金利で、これ以上金利を下げられません。米FRBはジャンク債(くず債)まで買い出しました。

希望的観測で物事を見てはいけません。事実を事実として捉えて、対処するしか生き残る方法はないのです。

これしか、ご家族の生活を守る方法はないのです。

5年後、10年後、私が言っていたことが間違いでなかったことがわかるはずです。

零細企業ですけど、私は経営者なので、この辺の臭覚は普通の社会人よりも優れています。

前回も書いたかもしれませんが、不況はまだ始まったばかりです。本番はこれからやって来るのです。

アベノミクス バブル崩壊

お客様のレビュー:
『知らないままの人生?』
「今回この教材を聞いて、まず知らない事実に驚きました。消費税、還付金、ロビー活動等、政治家と企業の繋がりがこんな関係だとは思ってもいませんでした。

外国人が日本でお金を落としていくのは、経済的にも良いことだと思っていましたが、自分たちの地位が下がっていくことを指摘され、納得しました。

そして、すべて一部の人間の欲によって世の中がコントロールされていることにムカついてきました。

ただ、こういう事実も知らないと、これからも国民はどんどん騙され続けていくでしょう。世の中の真実を知りたい人は教材の購入を薦めます」Y.N.様 40代 男性

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本当に大企業が潰れて、失業者があふれそうです。

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経営者向けですね。

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オーディオブックで聞きました。

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ネイティブ・インディアンの出口のない苦しい生活がわかります。楽しい映画ではありません。

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2020.07.18

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