1.ひとりごと
映画『TENET』観た?
こんにちは、古市です。
映画『TENET』をご覧になりましたか。
最低2回は観ないと内容が把握できません。でも、2回観ても理解できません(苦笑)。
量子物理学者が観ても「わからない」と言っているのですから、フツーの人が観てわかるはずがありません。(^0^;)
『【ネタバレあり】量子物理学者に「映画『TENET テネット』がどうすさまじいのか」を教えてもらった』
では、観る価値がないかというと、そうではありません。
まず、クリストファー・ノーラン監督の映画に共通するテーマ、それは時間です。
これが如実に表れているのが、『インターステラー』。渡辺謙さんが登場している『インセプション』もそうです。
この映画を理解するポイントの1つは、時間がテーマになっているということ。
もうひとつは、量子論です。話しが長くなるので、これについては詳しく書くのをやめにします。
さて、YouTubeで検索をしてもらえば、映画評論家などが解説をしているのですけど、、、
映画をストーリーを理解することばかりに注力して、「ほら、これを知れば、映画のストーリーが把握できるぞ。どうだ!」的なのばっかりです。(^0^;)
教材『マトリックス & The Matrix』を聞かれた方は、何となくわかると思います。
あの映画を「すごいカンフーアクション映画だ。どうだ!」と解説をしているのと同じです(苦笑)。
『TENET』の解説者をしている人たちの共通点は、作品を作ったのことがないこと。
映画ではなくても、私が提供させてもらっている教材でもいいです。
私が教材を作る前に、最初に決めることは、一番伝えたいメッセージです。
教材の冒頭で「この教材で伝えたいメッセージは○○です」という話をしますよね。あのことです。
私が映画を観るときには、監督が何をメッセージとして伝えたいのかを観察しながら観ています。
そして、そのメッセージを伝えるために、どういう映画の構成にして、どういうキャラクターの人を登場させて、どういうセリフを使っているのかを、よーく観察しています。
格好いい表現をすると、監督(作者)視点で映画を観ているのです。
だけど、映画評論家って、そういう視点で観ていません。
- 映画のストーリーを解説することだけに注視する
- 監督が伝えたいメッセージを間違って解釈する
ことが多いです。
『マトリックス & The Matrix』を聞かれた方は、わかりますよね。あれは自己啓発映画であって、アクション映画ではありませんよね。
Mr.GT-Rの水野和敏さん風なら、アクションは表の情報、監督が伝えたいメッセージが裏の情報です。
それで自称・映画評論家は、表の情報(ストーリーの内容)は解説できるけど、裏の情報をまったくと言っていいほど解説できていません。
理由は、作者じゃないから。作品を作ったことがないから、メッセージをどう入れ込むかなんて考えたことがないのです。
その伝えたいメッセージを視聴者にわかってもうために、
- どういう構成で
- どういう順番で
- どういう例え話を使って
なんて、考えたことがないのです。
もうひとつ、英語ができないことが、監督のメッセージを把握できない最大の欠点でしょうね。
同映画の英語のスクリプトは、ここにあります。
https://scrapsfromtheloft.com/2020/09/05/tenet-transcript/
日本語の字幕で、「挟撃(はさみうち)作戦」と表記されているのに該当するフレーズは、”a time-squeeze maneuver”なのです。
- time:時間
- squeeze:ぎゅっと絞る
- maneuver:工作
ある意味、ここに答えがあるのに、英語が苦手なものだから、監督が伝えたいメッセージを把握できていません。
野球なら、バットがボールにかすりもしていない空振り三振状態。
おそらく、11月中くらいまで同映画は上映されていて、そのあとDVDが登場するまで3ヶ月くらい時間がかかります。
興味がある方は、映画を観ておいてください。解説教材を作る予定です。
同監督はすごーく重要なメッセージを伝えようとしているのに、世界中で理解している人は千人もいないのではないでしょうか。
なぜならば、量子論に詳しくなければ、理解できませんから。
私の解説を聞いたら映画の内容が腑に落ちます。さらに、能力開発や自己啓発に応用できます。それも強力に。
乞うご期待。
追伸:
『水野和敏塾3回目』だってそうですよ。水野さんが正味3時間半のご講演で、一番何を伝えたかったのか?
ほとんどの受講者が、思いっきりスルーしています。(^0^;)
あのですね、、、3時間半のご講演でもメリハリがあって、どの情報が本丸なのでしょうか?
本丸(ほんまる):(比喩的に)物事の中心。最重要箇所。
この本丸情報だけでもキャッチして、ご自身の能力開発に応用したら、自動車ならエンジンにターボを付けたのと同じくらい、加速度的に自己実現できます。
断言!
私の解説を聞かれた方は、どうして今までの自己投資が思うような結果を得られなかったのか、モロわかりしています。
これがモロわかりした人と、そうでない人では、もう勝負になりません。
聞かれた方は、これを読みながら頷いているはずです。
聞いていない方は、「また、古市が教材を買って欲しくて煽っている」としか取っていない。
聞きたくない方は、聞いていただかなくて結構です!
だけど、今後どれだけご自身の能力開発にお金と時間をかけても、今までと同じように、思ったほど成果が出ません。
お金をドブに捨てることになります。それとお金で買い戻せない貴重な時間も。
なぜならば、
「失敗とやり直しの繰り返しになるから」by 水野さん
『水野和敏塾3回目』
お客さまのレビュー:
「1.能力開発の本質を辛口解説
『能力開発に必要な要素とは○○ること、それは一流の○○になるには、○○になること。』という古市先生の例えがしっくりしました。
『なぜ自己実現できないのか? あなたが○○がないからだ。』
これには頭をガツンと殴られました。こんなはっきり言う教材は他にありません。いつも古市先生が仰っていることが、この一言に集約されます。
世の中『人を動かして自己実現する方法』のセミナー、教材ばかりです。○○のない人、○○のない人が人を動かせるでしょうか? 人脈を作れるでしょうか?
あり得ません、順番が逆です」H.S.様 男性
2020.10.14