こんにちは、古市です。

古市幸雄の「1日30分」自己教育 　　　第940号

下記で紹介している渋沢栄一の伝記を読んでいると、第15代将軍・徳川慶喜（よしのぶ）が晩年、写真撮影や絵画などの趣味に没頭していたことがわかります。

絵画はいいとして、明治初期のカメラは一軒家が10軒も20軒も買える価格だったはずなので、裕福な人しかできなかった趣味です。

さて、どうして慶喜は晩年、趣味に没頭したのか？

答：仕事をすることを許されなかったから。

慶喜が明治政府の一員として働けたのであれば、趣味に没頭することはなかったのです。

趣味とは？

「仕事がない人が、暇つぶしにすること」と表現したら、怒られるでしょうか。

仕事はしたくでも、いつかはできなくなります。あなたも（私もいつか）10年や20年くらいでそうなります。

これを定年制度と呼びます（自営業者は除く）。

作家の橘玲さんが「定年とは労働市場からの強制退場」と定義づけていたと思います。

あなたは何か趣味をお持ちですか？

私はこれといった趣味がひとつもありません。なぜならば、、、

自分の夢（志）を追っかけるので精一杯なので。

夢なき者は、趣味に没頭すればいいのではないでしょうか。

各自の自由なので。

自営業の私も、お客さんがほとんどいなくなったら強制退場です。

『経営視点で解く本能寺の変の真実ほか 〜 明智憲三郎氏のご講演』

お客様のレビュー：

『理系出身だからこそ』
「まず明智先生の経歴を見て驚きでした。バリバリの理系出身（笑）。

だからこそ、他の歴史研究者たちが行わない方法での分析。非常に論理的な視点で研究されていると感じました。

そもそもよく考えたら、歴史はおかしな点が多いですね。古市さんも仰られておりましたが、今よりも不便で、何もない時代として考えた場合、無理がある内容が多いですからね。

そして日本史だけではなく、世界史も合わせて見る必要がある！と言われたのが、衝撃でした。

学校の勉強でも、日本史と世界史は、分けて学ぶわけですし、先生も違うわけですから、合わせて学ぶという考え自体がありません」S.Y.様　男性

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最近読んでよかった本

1位『数字で示せ』
定居 美徳 (著)
https://amzn.to/45csNY2

形容詞を使っても通じないですよね。

2位『乃公出でずんば 渋沢栄一伝』
北 康利 (著)
https://amzn.to/3Bs9uMv

一度読んだだけでは理解できないでしょう。

3位『本多静六 若者よ、人生に投資せよ』
北 康利 (著)
https://amzn.to/3NW5Fqo

再読です。渋沢栄一と並んで映っている写真が掲載されています。生まれが同じ埼玉県で同郷なのです。

4位『「本能寺の変」は変だ! 』
明智 憲三郎 (著)
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読み直しです。ご講演を聞いた後だと、理解がさらに深まります。

5位『どうする財源』
中野 剛志 (著)
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財源がないとね。

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最近観てよかった映画・TVドラマ

大河ドラマ『青天を衝け』
https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009051197_00000

渋沢栄一の研究をしているので観ています。

自伝を読んでから観ているので、どの箇所が史実に基づいているか、フィクションなのか見分けが付きます。

しかし、自伝を読まずにこういうのを観ると、何が史実で、何がフィクションなのかの切り分けができません。

同ドラマは結構史実ベースで創作が少ないです。この辺は、三谷幸喜作品とは違います。

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