1.ひとりごと
いい習慣は最高のリスクヘッジ
今回の新型コロナウイルス騒ぎで、特に中小零細企業が倒産の危機に瀕しています。
だけど、零細企業を経営している私から言わせてもらうと、2ヶ月間売上がゼロになったくらいで、経営危機になるような財務体質だったことが、そもそも間違いなのです。
- 個人ならば貯金
- 企業ならば内部留保
をしていなかったツケが、回ってきているのです。
冷たい言い方をすると、普段の行い(習慣)がよくなかったのです。
日頃から内部留保をしていれば、2、3か月売上がなくなったところで、痛くも痒くもないはずだったのに、、、。
騒ぎが起きてから資金繰りを何とかしようとしても、無理に決まっています。
地震が起きてから何とかしようとしても、無意味なのと同じです。
災害や非常事態の事前準備をしていた個人や企業は、危機を乗り越えられます。しかし、 何の準備もしていなければ回避ができません。
いまさらジタバタしても、時すでに遅しです。
200万〜300万円の緊急融資をしてもらったところで、内部留保がほとんどない中小零細企業は、おそらく8割ぐらい倒産するのではないかと思います。
会社が倒産したら、間違いなく家庭崩壊です。中小零細企業の場合、会社の浮き沈みとご家族の生活は切り離せませんから。
個人でも企業でも、今回の件でギリギリしのげるところは、やることひとつしかありません。それは、
- 悪しき習慣を改めること
習慣とは日々の行いです。よい習慣がない個人・企業は淘汰されます。
よい習慣こそが、最高のリスクヘッジなのです。
2020.05.14