1.ひとりごと
あなたの子どもが苦労する
こんにちは、古市です。
「あなたのコンプレックス?」と聞かれても、何のことかピンとこない人もいらっしゃるでしょう。
ご自身のことを、客観的に見るのは難しいですよね。
でも、自分のコンプレックスに気づく一番簡単な方法は、、、
あなたのご両親のコンプレックスを見ることです。
これならば、あなた以外の第三者なので客観的に見ることができるでしょう
そして、あなたの
- 父親のコンプレックス
- 母親のコンプレックス
が何だったのかなんて、考えなくても即答できるはずです。なぜならば、20年近く毎日のように見続けてきたからです。
私の父親のコンプレックスは、
- 学歴がない
- 稼げない
- 職場の人間関係がうまくいかない
ことでした。
母親のコンプレックスは、
- 学歴がない
- お金がない
ことでした。
貧しい時代に生まれ育った両親ですから、お金に不自由しているのは共通点でした。
水分が足りない人が水を手にしたら、勢いよくゴクゴク飲んでしまうように、ずっとお金に苦労してきた両親ですから、まとまったお金が入るとすぐに使ってしまうのです。
それは、70代になった今でも変わりません。
「鶏が先か、卵が先か」みたいに、お金に対して欠乏感があるから、すぐに浪費してしまうのか、すぐに浪費してしまうから、貧乏から抜け出せないのか?
どっちが先で、どっちが後だか、わからないような状態です。
さて、両親のコンプレックスの混ざり合ったのが、古市家のコンプレックスでした。
両親のコンプレックスを総合すると、古市家のコンプレックスはこうなります。
- 学歴がない
- お金がない
- 職場の人間関係がうまくいかない
私の父親・母親も、自身のコンプレックスが何だったのか気づいていました。
だけれども、「こういうコンプレックスを持っている」という形ではストレートには表現しませんでした。
では、どうしたのかと言うと、
- 子どもには同じ苦労をさせたくない
- 子どもに代理でコンプレックスの克服をしてもらおう
としたのです。自分でコンプレックスを克服することはあきらめて。
例えば、父親は小さい頃から私に「勉強して社長になれ!」と言い続けました。地方公務員の父親が叶えられなかった夢を長男の私に託したわけです。
さて、これを読んでいる方は、私と何らかの接点がある方です。
今の私を見てみてください。どうなってますか?
- 学歴がある(大学院卒)
- 小金がある
- 職場の人間関係で悩んでいない
私が物心ついてから、今までの人生を振り返ると、古市家のコンプレックスを克服する戦いをしてきたと思いませんか?
ここまで読んで、あなた自身のコンプレックスが何なのかピンとこないとすれば、
- 鈍感なのか
- ご両親に興味がないか
- ご自身の人生をあきらめているのか
のどれらかとしか考えられません。
さて、あなたにお子さんがいらっしゃれば、ご自身のコンプレックスを反映させたことやらせていませんか。
例えば、自分は英語ができなくて、仕事で苦労をしているから、お子さんには英会話スクールに通わせているとか。
あなたのお子さんが小学生以上であれば、もうすでにあなたや配偶者のコンプレックスが何なのかを気が付いていますよ。
あなたや配偶者が自分のコンプレックスをストレートに表現しなくても。
子どもは親の姿を見て育ちます。そして、子どもはあなたが考えている以上に賢いです。
毎日一緒に生活している両親のコンプレックスが、何なのかをわからないはずがありません。
冷たい言い方をすると、あなたがご自身のコンプレックスを克服しようが、しまいが、私には無関係です。
今はお子さんがいらっしゃらなくても、将来的に同じことなります。
だけど、あなたのコンプレックスはあなたのご両親とは無関係ではないように、あなたのコンプレックスは、あなたのお子さんとは無関係ではありません。
家系の負の遺産のように引き継がれます。
例えば、父親の家系は代々アル中でした。私がこの負の負債(習慣)を断ち切りました。金欠病もそう。
あなたがご自身のコンプレックスを克服したり、負の遺産を断ち切らなければ、 次の世代に100%バトンタッチされます。
私の書いてることは間違ってますかね?
間違っているとお感じになれば、どうぞスルーしてください。
しかし、ある程度、的を得ていると思うのであれば、あなたのコンプレックスや負の遺産は、あなたの代で断ち切らなければ、必ず次の世代に引き継がれます。
それとも、ご自身は何の努力もせずに、次の世代に「よろしくな」とバトンタッチですか?
あなたのコンプレックスの気付きのヒントになる教材はこちら。
2020.05.13