古市幸雄BLOG古市幸雄BLOG

1.ひとりごと

お金と時間の関係とは?

こんにちは、古市です。

これだけでひとつの教材になってしまうという内容の話をします。ご興味のある方だけどうぞ。

誰だってお金が欲しいですよね(笑)。

自己啓発の本には、「あなたの夢を叶えて、お金持ちになろう」的なことがたくさん書かれています。

では、お金ってどうやって稼ぐのでしょうか?

意外と多くの人が明確に理解していません。

お金を生むのは時間です。

具体的には、「あなたの時間の使い方」がお金を生むのです。

こんなこと言われなくてもわかっているはずですが、意外と意識していないのですよね。

あなたがお仕事でお金を稼ぐのも、時間の使い方がお金を生んでいますよね。

私が家族を食べさせていけるのは、教材を制作したり、有料メルマガを執筆する時間の使い方をしているからです。

Mr.GT-Rの水野和敏さんが「表と裏」というお話をされています。

お金と時間の関係なら、

  • お金:表
  • 時間:裏

なのです。

どうしてか?

お金(紙幣や貨幣)は触ったりできるので存在を意識できるのですが、時間は見たり触ったりできないので認識しづらいです。

だから、表のお金ばかりに注意が向きます。

  • (あなたがお仕事で)お金を稼ぐのも = 表
  • 時間の使い方(がお金を生んでいますよね) = 裏

簡略化すると、

  1. 時間を使う(裏の作業をすると)
  2. お金を稼ぐ(表になる)

裏 → 表、裏 → 表の作業を無意識のうちに平日毎日繰り返しているとも表現できます。

だけど、ほとんどの人が次のことを知りません。

逆のプロセスも存在するのです。それは

表 → 裏のプロセスです。

  1. お金を使う
  2. 時間を稼ぐ

厳密には、急ぎたいときにタクシーを利用する行為が、お金で時間を稼ぐ行為なのですけど。

何か勘違いをしていませんか?

1. 時間を使う → 2. お金を稼ぐ

ではないのですよ。

あなた:・・・。

1. 時間を使う = 2. お金を稼ぐ

つまり、私たちは等価交換をしているだけなのです。矢印ではなくイコールです。

「これだけ時間を使って仕事をしたのだから、これくらいは欲しい」というのが、あなたの希望年収です。年収600万円とか1千万円とか。

まさに等価交換でしょ!?

先ほどのイコールの図式をもっと簡略化すると、

  • 時間 = お金(Time is money.)

となります。

算数で考えると、この図式も成り立ちますよね。左右を入れ替えるだけです。

  • お金 = 時間(Money is time.)

ゆえに

1. お金を使う = 2. 時間を稼ぐ

が成立します。

世界的なベストセラー『7つの習慣』の第7の習慣に「刃を研ぐ」というのがあります。

大工さんをイメージしてください。のこぎりで木を切ったり、ノミで削るのが作業で、これらの作業がお金を生みます。

だけど、何日も使い込むと刃物が切れなくなって、作業効率が悪くなります。ですから、定期的に刃を研ぎます。

しかし、刃を研ぐ作業は、まったくお金を生みません。それどころか貴重な時間の無駄遣いにも見えます。

時間の無駄遣い = お金泥棒とも表現できます。1日中刃を研いでも、1円にもなりませんからね。

第7の習慣に「刃を研ぐ」というのは、「一見無駄と思える作業だけど、これを怠ると効率が悪くなりますよ」という例えです。

お金と時間の関係に戻ります。

「時間を使ってお金を稼ぐのが効率のいいやり方」だと信じているから、みんな毎日のようにこの作業を繰り返します。

しかし、のこぎりやノミの刃と同じように、定期的に刃を研がないと、効率が悪くなるのです。

知っていましたか?

労働時間と年収の関係が、あなたの作業効率を数値化しているって!?

もっと稼ぎたいのなら、

  1. 長時間労働をする(副業など)
  2. 効率を上げる

この2つしか方法はありません。

だけど、みんなAの長時間労働は大嫌いです。(^0^;)

と言うことは、B. 効率を上げるしか方法論は残っていません。

問:どうやって、あなたの(作業)効率を上げるのですか?

答:あなたの能力を開発するしかありません

あなたにとって刃を研ぐ作業は何でしょうか?

それは勉強や自己投資ですよね。

だけど、勉強や自己投資は、大工さんの刃を研ぐ作業と同じで、

  • 時間を使う
  • お金がかかる

という理由で、ほぼ全員が嫌がります。

これでもっと稼ぎたいのならこうするべき、という2つの方法論が2つとも詰みました(爆)。

等価交換の交換率を上げるしか方法はないのに、、、。

パチンコなら1玉2円の換金率を4円、8円、12円と上げていくしか方法はないのです。

どうもみんな「表と裏」を勘違いしているのですよね。

10円玉をイメージしてください。表と裏がありますよね。

問:表と裏は別物なのですか?

答:違います。1つの10円玉に表面と裏面があるだけで10円玉は1つだけです。

一気に高度な話になりますよ。

「表と裏」の話は二元論であり、かつ一元論なのです。

英語なら、”Not Two and Not One”です。某教材を聞いた人ならわかりますよね。

つまり、「お金と時間」も二元論であり、かつ一元論なのです。

お金が表で時間が裏。だけど、これらは2つの別々の物ではなく1つなのです。

10円玉には表と裏がありますが、10円玉は1つか存在しないのと同じです。

まだピンと来ませんか?

ピンと来ない方は、10円玉と小さいポストイットを取り出してください。

ポストイットを2枚使って、それぞれに「お金」「時間」と書き込んでください。

そして、10円玉の

・表に「お金」
・裏に「時間」

のポストイットを貼り付けて、しばらく眺めて考えてください。

ここから先は思想・哲学の領域なので、この辺にしておきます。

古市幸雄

追伸:
お金がお金を生むのは金融投資です。だけど、ほとんどの人がしていないでしょうから関係ないです。

仮に金融投資をしていても、投資額(資本)が少なすぎてリターンは微々たるものです。

200万円を投資して年間のリターンが6%でも12万円。2割の税引き後の手取りはたった10万円。これじゃ家族を食わせていけませんよね。

2022.09.04

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