4.まぐまぐ!
商品を見ただけで高い安い?
こんにちは、古市です。
古市幸雄の「1日30分」自己教育 第842号
職人さんって、造るのは得意なのですが、見せるのが上手ではない人が多いです。
例えば、私のメガネのフレームは5、6万円します。今は、数千円でフレームからレンズまで揃えられる時代ですから、安くはない部類に入るでしょう。
だけど、これは有名な福井県の鯖江の職人さんの手で造られています。
それも、メガネのフレーム作りは分業作業なので、一つの工場で、すべて作業が完了するわけではありません。
素材を削り出す職人、研磨する職人、色を塗る職人、組み立てる職人など、いろんな手を経て5、6万円の値段が付いて店頭で売られます。
おそらく、販売店が販売すると、3割くらい粗利益が出るでしょう。卸値は4万円弱のはずです。
この4万円が、先ほどいろんな作業をしてくれた職人の会社に分配されて、かつその一部が職人さんのお給料として支払われます。
日本の高品質の商品の問題点は、価格が安すぎることです。良心価格すぎます。最低でも2倍、3倍くらいの値段を付けるのが妥当かと思います。
そうしてないと利益が出なくて、事業を継続できなくなります。実際、商売を畳む鯖江のメガネ製造関連会社が多いらしいです。
もっと製造工程をYouTubeとかで見せるようにすればいいのに、、、。
さて、一般消費者の悪い癖は、出来上がった商品だけを見て、「高い・安い」を判断することです。
君、その商品(この場合、メガネのフレーム)が出来上がるまで、どれだけの工程と時間、そして職人技が注ぎ込まれていると思っているのかい?
それを考えたら、5、6万円フレームなんて安い、安い。
その証拠に、私は気に入ったメガネフレームがあるのですが、万が一、職人がいなくなって手に入らなくなることを考えて、同じフレームを合計4本を持っています。
目に見える商品でさえ、こんな感じです。
目に見えない情報商材となったら、私がどれだけの時間とお金と労力をつぎ込んで、1つの教材を制作しているかなんて、想像したことがないでしょう。
数時間、マイクの前でしゃべったくらいで、教材が1つできあがったら誰も苦労しないです。
下記の教材だってそう。
教材『ナポレオン・ヒルは卒業しよう』
私が、この教材を完成させるまでに、何時間を投入したか、ご存じないでしょう。
構想だけで何十時間。
収録だけで10時間以上(プロのナレーターではないので、滑舌よくしゃべれません)。
さらに、編集作業に20時間以上(言い間違いが多いので、訂正箇所がムチャ多い)。
外部の業者に任すと、満足するような仕上がりにならないので、自分で音声の編集をしています。
鯖江のメガネフレームが職人によって造られているように、私の教材作りも職人技なのだ!!
ウソだと思ったら、3時間の情報商材を制作してみなさいよ。
そのとき、どんな商材にするか、テーマも自分で考えなきゃね。
学校なら宿題など、お題は学校側から提供されますけど、大人の社会では自分の頭で考えるのです。
そのとき、売れそうにない商材を作っても仕方がないので、リサーチなども自分でやるのよ。
この教材が「高い」と思う自己啓発オタクは、買っていただかなくて結構。
一生、自己啓発の詐欺師たちに騙されな。
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1位『結婚消滅』
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サブタイトルは、「オワ婚時代」のしあわせのカタチ。
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正論が言えない世の中になりました。
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三井文庫 (編集)
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サブタイトルが、『越後屋から三井財閥』となっています。三井高利という方が、開業したのが呉服屋の越後屋。
同業他社から嫌がらせを受けるほど繁盛したらしいです。
三井の「三」と越後屋の「越」を取って付けられたのが、現在の三越百貨店。これが主にB2Cビジネス。B2Bビジネスが、三井物産に。
そして、金融にも進出して三井銀行は、日本最初の私立銀行に。これがいろんな合併を経て、現在の三井住友銀行に。
4位『麦飯男爵高木兼寛―官僚制度と闘った男』
宮代 忠童 (著)
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日清戦争の時、脚気でどれだけの兵士が亡くなったのか?
脚気による死亡者:4,064名
戦死者:453名
海軍は軍医・高木兼寛のアドバイスを受けて、早くから麦飯を取り入れて脚気を撲滅。
一方、陸軍は官僚が非論理的な理論を振り回して、頑なに海軍の食事を真似ることを拒否。
コロナ禍の今の政府の対応とどこか似ています。
陸軍で対応に当たったのは森鴎外。そう作家として有名なあの人です。
5位『ルワンダ中央銀行総裁日記』
服部 正也 (著)
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ガッツのある方だけ、どうぞ。
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『昭和残侠伝』
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まー、かっこいいのなんのって。俳優さんの中には、元ヤクザの親分も登場していますし、、、。
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2021.07.03