1.ひとりごと
無料乗車の取り締まりを目撃
大学近くのバス停で人だかりができている。警察官までいるので、何か事件かと思ったらそうでもないらしい。
少し観察していたら、何となくわかりました。近くにいた男性に、「無賃乗車の取り締まり?」と聞いたら、「そうだ」とのこと。「罰金はいくらなの?」と聞くと、「100ポンド(16,000円)くらい」とのこと。
日本でも新幹線や長距離電車では、乗車券の確認に来ますが、海外の場合、取り締まりに近いです。
というのは、海外では、日本では当たり前になっている電車の改札やバス乗車時の乗車賃のチェックがない場合が多いです。
例えば、日本の場合は、バスカードや乗車賃払わないと乗れない仕組みです。イギリスの場合は、同じようなバスカードを使うのですが、トレーラーバスなどがあり、乗降口が複数ある場合があるのです。
ですから、ドライバーがいないドアから乗車して、バスカードで支払いをしなければ無賃乗車も可能なのです。
おそらく、日本のようなきちんと乗車賃をチェックするシステムを作っても、地下鉄の柵を乗り越えて無賃乗車したり、バスの後ろの乗り口から乗車するような人が多いのでしょう。
アメリカでも、カナダでも、ロシアでも、乗車賃をきちんとチェックする仕組みがない国が多かったです。
というか、日本くらいかな。きちんとしているのは。少なくとも、バスに両替機のあるのは日本くらいです。
2009.08.14