4.まぐまぐ!
松本清張記念館での気付き
こんにちは、古市です。
古市幸雄の「1日30分」自己教育 第973号
おそらく7、8年ぶりに小倉にある松本清張記念館を訪れました。
やはり、本人の知識量やアンテナの張り方次第で引っかかる情報は変わってきます。
下記の説明文を見つけました。前回はスルーしていました。
明智憲三郎さんのご講演を聞いていたので、引っかかった情報かと思います。
作家の松本清張はミステリー小説ばかり書いていたのかと思ったら、歴史やノンフィクションも書いています。
やはり、業界の権威の通説は間違いが多いというのは、明智さんの見解と共通しています。
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「私説古風土記」(1976~77)
松本清張は、古代史の原史料を丹念に検討し、学界の権威や通説への峻烈な批判も交えながら、独自の解釈や主張を示した。それらは、 漢籍の素養のほか考古学・歴史学・宗教学・民族学などに現地踏査の知見を駆使し、 時には大胆な推理を加えた新しいものである。この作品はその代表作で、つづいて 「古代史私注」も書かれた。
松本清張は、過信に陥った学界の偏狭を憎み、疎外された学徒には優しい目を注いだ。それだけに、アカデミズムの外から発信する自説への学界の反応を常に気にしていた。学問には「証」と「論」が要る。歴史学界や考古学界が 「証」の面で認めた松本説は幾つもあるが、国民の関心や感覚を背景にした 「論」が与えた影響はそれ以上に大きかった。
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帰宅してから、関連書籍を読みたいと思います。この気付きだけで、今回の出張の意味がありました。
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最近読んでよかった本
1位『自分を変えるノート術』
安田 修 (著)
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コモリングのことを1人合宿と表現しています。
2位『神田ごくら町職人ばなし』
坂上 暁仁 (著)
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マンガです。先日TV番組で紹介されていて、描写がスゴい!?
3位『店は客のためにあり 店員とともに栄え 店主とともに滅びる』
笹井 清範 (著), 柳井 正 (解説)
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「私の『座右の銘』はこれ以外ない」とファーストリテイリング会長兼社長・柳井正氏がおっしゃっています。
4位『世界一流エンジニアの思考法』
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売れているみたいです。
5位『「若者の読書離れ」というウソ』
飯田 一史 (著)
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興味がある方はどうぞ。
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最近観てよかった映画・TVドラマ
映画『PERFECT DAYS』
オタキング岡田斗司夫さんが絶賛していたので観ました。
映画開始から3/4が過ぎるまで主人公のセリフがほとんどないという変わった映画です。
セリフがない方が逆に、役者さんは演技が大変だと思います。
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2024.01.20