最近、流行っていますね、ソーシャルネットワーク。何で流行っていると思いますか？
私が経営者目線で分析すると、これらのツールが流行るのがよくわかります。それは出会い系だからです。出会い系と表現すると聞こえがいいですね。アレのことをHと表現すると柔らかく聞こえるように。
だけど、出会い系と呼ばれる前は、H系と呼ばれていました。H系と呼ばれる前には、中年のオジサン表現ですが、エロ系と呼ばれていました。そうです、ソーシャルネットワークってエロ系なんです。別の言い方をすると、間接的な性風俗なんです。
生物学的に考えると、人間は新しい出会いが必要です。その辺は、『男子限定セミナー2DVD 人間とサルと男と女』で話をしました。
話が少し逸れますが、ゴキブリの習性を逆に利用して、その捕獲に使うのが有名なゴキブリホイホイです。同じように、人間の習性を使ったビジネスが、ソーシャルネットワークなのです。
だって、あなたも新しい出会いが大好きでしょ。なぜなら、人間はそのようにプログラムされているからです。プログラムされている行動 ＝ 習性なのです。
こう考えると、ツイッター、フェイスブック、mixi、LＩＮＥもすべてエロ系です。今まで知らなかった人とお知り合いになりたいんでしょ。友だちの友だちとか、ツイッターで知り合った人たちと飲み会とか。LＩＮＥを使って援交している女子もいるみたいですし。
では、どうしてスマホが売れるかというと、これらを利用するツールだからです。自宅で家族と共有のパソコンではなく、一人でこっそり見るのに便利と。
新しいツールが登場すると、最初に流行するのはエロ系と相場で決まっています。アメリカでケーブルテレビが普及し始めたときに、一番契約数を伸ばした番組はポルノです。
アメリカのインターネットAOL（日本のNiftyのような存在）が急成長したウラの理由は、同性愛者が相手を見つける手段として発達しました。いろんな条件を設定して検索すると、相手が見つかると便利ですよね。
さて、ソーシャルネットワークがこれだけ流行するもうひとつの理由は、サービスが基本的に無料だからです。無料で新しい出会いが見つかるかもしれない、これは人間の習性を考えるとハマって当然です。
ソーシャルネットワーク関連の報道がされるたびに、私は、「また、エロ系の話ね」と思って聞いています。エロ系をITを駆使してオブラードに包んで、かつ無料にしたのがソーシャルネットワークだと私は理解しています。
サルに自慰行為を教えると、やり続けることが研究でわかっています。では、ソーシャルネットワークにハマってやめられないのは？ おそらく、サルの行動と同じです。