古市幸雄BLOG古市幸雄BLOG

1.ひとりごと

ガキの使い

ある宅急便業者に会社名などを印字した通常伝票と代引き伝票を各20枚頼んだ。そうしたら、持ってきたのが通常伝票だけ。それも40枚以上。よく考えたら、まだ代引きの契約はしていない。そこまではいいが、何の説明もなしに伝票をおいていっただけ。
これって例えるとこういうことだよね。小学生の子どもに醤油とマヨネーズを買ってきてとお母さんが頼んだ。スーパーに行ったら運悪くマヨネーズが売り切れ。しょうがないから、醤油を2ビン買ってきて、黙ってお母さんにその醤油を渡す。こういうのをガキの使いと言う。
もう一つ。あるiPhone関連商品を買った。そうしたら、どうも部品が一つ足りないようだ。無くしたとは思えない。そこで電話をして聞いてみた。「先日買った商品なんですけど、部品が一つ入っていないようなのですが・・・」
そうしたら、「それはうちの入れ忘れです」との回答。おそらく、同じような問い合わせがたくさん来ていたでしょうから、話がすぐに通じた。「お名前は?」と聞かれて、答えたら私の住所をすぐに検索して、「すぐに送ります」とのこと。
そのとき思ったこと。顧客を検索して簡単にわかるなら(データベースに入っている)、部品を入れ忘れたと思われる日からミスに気がついた日までの受注データを簡単に検索できるはず。そうしたら、「ご注文していただいた商品に部品を一つ入れ忘れた可能性があります。心当たりのあるお客様は弊社までご連絡ください」とメール一通くらい簡単に送れるだろう。
それなのに、客からクレームの連絡が来るまでボケーッと待っていたのか? こういうのもガキの使いと言う。

2011.05.13

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