『反省』と『感謝』と『愛情』の教材

「運筆力の良さを感じさせる教材の題字をみて、あれ?古市さん随分と達筆になられた?と思いつつ、お前はもう『あきらめている』という投げかけに対し〝今の自分〟との対峙が始まりました。

この教材を聴いた皆さん、あるいは聴こうと思っている皆さんは、もう『諦めている』(仕方がないと思いきっている)のか、『明らめている』(物事をはっきりとさせている)のか、はたしてどちらのお立場にいるでしょか。

前者であれば、おそらくは自身が置かれた世の中(政治・経済・見えない身分制度〈古市氏言〉など)や環境(生い立ち・生活・仕事・人間関係など)を理由に、逃げ道・迷い道を歩む毎日でしょう。

諦めている場合の行動パターンは、得てして燻ぶっている自分の気持ちが浮きつ沈みつ、趣味の道、享楽の道を歩む日々でしょうか。

結果的にこうした道(行動)が『昇華』による自己実現に至ることもあるのは事実でしょうけれど。

後者であれば、道なき道でも回り道であっても、周囲の環境・状況を捉えて自身の歩みを調整しながら事に当たっていることと思います。

しかし、どちらの方であっても『本当に今の状態でよいのでしょか?』というのが古市さんの投げかけです。

したがって、今回の教材は、現状で仕方がないと思い切っている前者の『諦め型』、そして現時点で自身の目標や目的を定めている後者の『明らめ型』のどちらの方向けにも有用なものだと思います。

とくに今回の音声教材は、古市道場(古市教とも)に長年通い詰めた方で、今では一端の『明らめ型』に成長したと考えている方こそ、聴くべきものだと感じました。

単なるカンフル剤(教材)として想像されている方は、一度聴いてみれば、もっと別次元(別の視点)のメッセージが込められていることに気づくと思います。

古市さん自身の実体験をベース(今まで非公開のお話も含む)にしながらも、これまでの教材とは性格が異なるご自身の『反省』と『感謝』と『愛情』にあふれた108分間であったように感じました。

  • かつての自分よりは目標に向けて継続的に勉強しているし・・・、
  • 今現在は一定の成果も得て何とかステップアップ出来たし・・・、
  • このまま現状維持の安全運転で進めば何とかなるだろうし・・・

と考えるのは、新型ウィルスによる社会・世情変化の中においては、極めて虫が良すぎる話でしょう。

この教材の古市さんからは、自己啓発という名のもとで行動したふりでいるだけではありませんか?

自己満足の世界に浸っていませんか? 自分一人で自己変革できると思っていませんか?

このあたりまでという『限界』を自分自身で勝手に決めていませんか?ハングリー精神をもって泥臭いアグレッシブさを持ち得ていますか?という問いを次々と投げかけています。

そんな問いかけに、具体例を交えて解説しながら

『できるかできないかじゃない、やるかやらないかだ!』
『ぬるま湯に浸って現状に満足するな、あなたはもっとできるはずだ!』
『脳みそに大汗をかいて、考えては書き出し、もっともっと考え抜いてみろ!』

と、いつもながら熱く説いてくれています。

加えて今回の教材には、今後も続くであろう不穏な世の中を共に生きる身として、さらにタスキを渡していく次世代をも見据えて〝人生を生き抜くための提唱・提言〟がしっかりと述べられているように思います。

不肖な道場生の私が申し上げるまでもなく、制作者である古市さん本人が『私自身も繰り返して聞く必要がある教材です。』と明言している点からも、この教材を聴いて自身に落とし込む意味・意義がうかがえるのではないでしょうか」K.M.様 男性

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