体系化の定義が腑に落ちた

「本教材を聴くまで、私は『体系化とはシステムのことだろう』という漠然としたイメージしか持っていませんでした。systemの語源も、体系化という言葉の正確な意味も知りませんでした。

『体型』ではないと分かっていたはずなのに、先日手書きした際に書き間違えてしまったほどです。体系化というものを全く意識せずに過ごしてきたのだと痛感しました。

教材では、体系化という言葉が一字ずつ分解して定義されていました。漢字一文字ごとの語源からきちんと説かれているからこその、揺るぎない分かりやすさでした。

『系』は、○○が○○でつながり、○○があることを示すこと。
『体』は、○○として認識できるようにすること。
『化』は、○○できるように、○○化すること。

この定義は非常に腑に落ちました。振り返れば私はこれまで、情報をまとまりにせず『点』で伝えることが多く、相手がまとまりとして認識できない説明をしていたように思います。

例えば、スマホのアプリが固まって動かなくなったと相談された時、『Wi-Fiは繋がっている?』『再起動したら?』と、自分が気になったことだけを単発で伝えてしまうことがありました。

通信に原因があるかもしれないこと、再起動によってキャッシュが解放されることといった、提案の裏にあるつながりには全く触れていませんでした。これでは、自分以外の人が再現できる状態にはなっていなかったと省みました。

私が初めて手にした自己啓発書である『「1日30分」を続けなさい!』を、レビュー分析と解説付きで改めて読み返せたことは、とても興味深かったです。

書籍でも口頭でも、『分かりやすく再現性が高い』とはこういうことだったのかと初めて理解することができ、大変ありがたく思います。

特に印象に残ったのは、『体系化を再定義する』という考え方です。恥ずかしながら私は、定義とは誰かが決めていて、与えられるものだと心のどこかで思い込んでおり、そのこと自体を自覚できずにいたのだと気づきました。

己を再定義せよ!』の教材を拝聴して知っていたはずなのに、この思い込みが無意識の奥に根深く残っていました。

体系化を再定義する解説に触れたことで、定義は与えられるものではなく、行動や計画のために自分でつくるものだと認識を新たにしました。

同じテーマに別の角度から光が当たって立体的に理解できた結果、思い込みにとらわれていた自分自身の実態を掴むことができたと感じています。

『言語化は一種の○○作業である』という指摘も大きな学びでした。自分が経験したことはあくまで○○であり、人に伝えるには○○から○○への翻訳が必要になります。人前で発表する際にはほぼ必ず求められる作業なのに、その理解が浅かったと反省しました。

だからこそ、国語力や作文力が必要だという話にも納得しました。○○しか送らない(曖昧な伝え方は感情的な伝え方である)というお話と併せて聞いて、目の前が開ける思いがしました。

資料にあったトイレの手順のように、無意識に当たり前に行っていることほど、言語化して体系そのものを見つめ直すことがほとんどないことにも気づきました。

以前、みんなが絵文字やスタンプでしか応答していなかったとき、発信者から『分かりづらい』と言われたことがありました。まさにこのことだったのだと思います。『やっている』と『できている』は別であることを肝に銘じ、言語化を意識していきます。

他にも、書籍からの紹介にあった『体験談だけを書くと自慢話のようになって伝わらないため、主語を『○○』にして書く』という指摘は、まさに自分が日常でやりがちなミスを突くものでした。ここは教材を何度も聴き込み、実践を重ねて改善に取り組みたいと思います。

また、孫正義さんの受験エピソードは以前から知っていましたが、単なる逸話としてではなく『問題を解決した一例』として捉え直すことができました。こちらも併せて応用してみたいと思っています。

そのために、まずは身近なところから体系化を意識したいと思います。先日のスマホトラブルの説明のように『点』で伝えてきた癖を、つながりごと示す説明に改めます。

先に書いた例で言えば、アプリが動かない原因には通信状況のほかに溜まったデータの影響もあると示したうえで、その対策まで併せて伝える、ということです。そのうえで、普段の意思疎通を『系・体・化』の視点で整理していきます。

例えば『伝えた内容を相手が自ら行い、問題なく完了できたら再現性あり』とみなすといった基準を決め、他の人が再現できるかを確かめながら、体系化に取り組みます。

この度も貴重な教材をいただきありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願いいたします」K.H.様 男性

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