非常に読みやすい

「非常に読み易く、プロローグは別として、どの「章」から、あるいは当該「章」のみでも著者の考え方が読取れ、順を追う必要がなく、正に時間を失わず、時間を有効に利用できた。特に、第2章、第7章について、目次から引かれるものがあり、そこから読んでみた。

勉強時間を捻出する技については、子供の躾に親として進めてきた事、そのもので、再認識した。と云うより、子供には大人(社会人)になれば、勉強と云う苦しみからは解放されるからなど、誤った発言をしてきたことに気づかされた感がある。ただ、私の時間の作り方も満更、間違っていないかなとも感ずる。例えば、職場始業1時間半前に着席しているが、何らかの試験等を控えている場合、その珠玉の時間を有効利用できるが、そうしたイベントが無いと、単なる前日の残務処理で過ごしている(ここは、宝を持ち腐れているか)。

また、勉強効率アップのための食事療法については、正に『ダイエット療法』に通ずるところであり、共感できた。ただ、食事を一日4回に分ける点については、現役社会人にとっては、なかなか難しい面があると考える。超軽食をするにしても、喫煙者でなければ、その食事場所(休憩室等)もままならない。私なりの結論とすると、著者の提案に云う時間の捻出は積極的時間の節約であり、消極的節約は時間を失ってはならない、と云う事になる。『時は金成りではく、時は金より尊し(失った金は取り戻せる可能性があるが、失った時は取り戻せない)』」 K. U.様 静岡県 50代 男性

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