側頭部を殴られた衝撃

「私がこの本に出会ったのは、2010年の春、一浪の末に入学した地方の三流大学で最終学年を迎えた年でした。大学生協に平積みになっていた本書を手に取ったきっかけは『ダメな自分を変えたい』と思ったからです。

読了後に実践したのは、一限が始まる前に大学へ行き空き教室で勉強することと、授業後に図書館に寄るということでした。そのおかげで成績優秀者になることもありました。

しかし、大学卒業直前に東日本大地震を経験し、どうにか卒業して大学院に進学したものの、結局退学して、実家に戻りニート暮らしをしていました。

時間はあったので、たくさんの本を読みました。本書もその中の一冊にありました。再読にも関わらず、読んでいて側頭部を殴られたような衝撃を受けました。

このままではいけないと心を入れ替えて、まずは自分が何をしたいのかについて考え、目標を設定しました。希望の職業に就くには大学で資格を取得する必要がありました。そうなると、学費を稼がなくてはなりません。

この時、運良く無資格でも勤められる同業種の求人があったので、そこで働き始めました。そして思ったことは、この職業に生涯を捧げたい、ということでした。現在は資格取得を目標に、通信制の大学に通いながら、一方で正規採用を目指して勉強する日々です。

人として最下層まで落ちた私が、這い上がれるようになったのは、この本のおかげです。今この本を読んでいるあなたには、諦めていたことはありませんか?

書き出して計画を立てて毎日短時間でも実践すると、案外実現できるかもしれません。本書はそれを手助けする水先案内人です」 H.T.様 男性

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