やり直すための指針

「私にとって『1日30分』は、失敗してもやり直すための指針が書いてある本です。初めて『1日30分』を読んだときは24歳で無職でした。

私は就職氷河期の最後の世代で、偏差値50未満の大卒。就職先がないまま卒業し、途方に暮れていた2007年に『1日30分』を手に取ります。

そこから独力で勉強するようになり、半年後にバイクの整備士として二輪販売店に採用され、後に整備士資格も取得しました。

その後、物流業界に転職。セールススキルが必要になり『1日30分』の勉強時間の捻出方法がとても役に立ちます。インプットを続けたおかげで、営業成績で一定の成果が残せました。

転職活動中に登録していた外資系の人材派遣会社から『ANA傘下の国際物流企業でグループリーダーを探している』と電話を受けます。そこから、国内物流から国際物流に分野が移り、英語が必要になりました。

27歳から古市先生が提供している英語教材でインプットして、業務に関する内容なら英文でのやり取りができるようになります。

英語ができるようになって、世界が広がり30歳でカナダに移民を決意。カナダのバンクーバーで見つけた仕事は、海運コンテナを手配するフォワーダー業務でした。

帰国後、外資系の卸売企業の年末アルバイトに採用され、上司からの推薦で正社員になります。整備士資格を持ち、英語ができて、外国人とのやり取りも支障がなかったことなどが理由だったそうです。後に支店長からは『非常に珍しいケース』と聞かされました。

その後も、古市先生の教材などでインプットを継続。現在はWebライターになり、フリーランスとして働いています。バイクに関する専門的なコラム、海外で導入が進んでいるITに関する情報収集や記事作成、貿易に関する記事などをわかりやすく書いてほしいと複数のクライアント様から案件を受注できています。

私の体験は、人生で成功したというものではありません。しかし、何度失敗しても、今までのインプットと、これからも増えていく知識量があればやり直しがきく。私にとって『1日30分』は、インプットを続けることの意味と効果を教えてくれた本です」 前田 淳一郎様

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