2018年1月コモリングの気付きのシェア

私がコモリングで得た気付き
1. 近視眼的になりすぎて、中長期の目標を疎かにしていた
2. もっと中長期の視点を持って、今年、来年、何をやらなければいけないかを細分化、明確にする
3. 中長期の目標達成のために、目先の短期目標は達成できないときもある
よく政治家の事務所などに置かれている胡蝶蘭。
先日、お花屋さんにいったときに教えてもらってはじめて知ったのですが、これって数年に1回しか咲かないんですってね。3年に1回って言ったかな(間違っていたらごめんなさい)。
1. 近視眼的になりすぎて、中長期の目標を疎かにしていた
についてですが、私たちは、近視眼的になりすぎて、毎年胡蝶蘭を咲かそう、毎年収穫しようと考える傾向がありませんか?
だけど、自分の過去を振り返っても、A)勉強などをしてネタを仕込むとき、B)収穫するとき時期があります。
例えば、私がアメリカで3年間留学していたときは、A)勉強などをしてネタを仕込むときでした。東京の茅場町に英会話学校を開いたけど、閑古鳥が鳴いていたときもそう。
だけど、この時期があったらから、その後、収穫ができたとも言えます。
アメリカに留学していなければ、英語ネタで商売はできませんでした。
英会話学校をやっていなかったら、その後、書籍をベストセラーにしていただいたときに、ドッと英会話学校に押し寄せたお客様の受け皿がありませんでした。
どちらの私の行動も、数年後に収穫するために、ひっそり準備をして、ネタを仕込んでいた時期と言って間違いありません。
農業なら、肥料を与えて、土地に栄養をやる時期と種を植える時期、そして収穫する時期があるように。
だけど、
A)勉強などをしてネタを仕込むとき:ひっそり目立たない
B)収穫するとき時期:目立つ。周囲がちやほやしてくれる(かもしれない)
なんですよね(苦笑)。ところが、近視眼的になると、毎年収穫したがる。
誰だって目立ちたい、ちやほやされたい、毎年収穫したい。
だけど、肥料を与えて、土地に栄養をやる時期と種を植える時期がないと収穫なんてできません。
私が今回、コモリングして気付いたのは、「仮に今年の売上げ目標を達成したとしても、1年単位で事業を考えて、目先のことばかりとらわれて行動すると、5年後、10年後、どうなっているのかな?」ということです。
これはプライベートでも同じだと思います。
2. もっと中長期の視点を持って、今年、来年、何をやらなければいけないかを細分化、明確にする
3. 中長期の目標達成のために、目先の短期目標は達成できないときもある
そうすると、短期的には目立った成果や業績が出なくても、5年、10年後に大きく収穫するために、今しなければいけないことが少し見えてきました。
悩ましいのは、目先の結果を出すために今すべきことと、中長期に結果を出すために今することは、やるべきことが違うということなのです。
例え話であるじゃないですか?
「すぐに1万円もらうのと、1年後に2万円もらうのはどっちがいい?」とかいう二者択一。
頭では1年後に2万円もらうのが得なのは、ほぼ全員わかっているのに、本当にそのような状況になると、全員目先の1万円を欲しがる。
「これとまったく同じことを、最近私は考えすぎてしまっていた」ということに気が付きました。
・ひっそりネタを仕込んでいますか?
・肥料を与えていますか?
・数年後に大きく収穫できるように考えて行動していますか?
少しでも参考になれば、幸いです。
古市幸雄

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