著書のご紹介
僕たち、どうして勉強するの? Kindle版
人生を好転させた1つの言葉
とうとう勉強らしい勉強もせずに大学卒業が間近に迫ったあるとき、僕にダンプの運転手の仕事を紹介してくれた人に、面と向かってこんなことを言われました。
「お前は大学生なのに全然本を読まない。勉強もしていない。オレがお前くらいのときにはもっと本を読んで勉強していた」と。
僕の将来のことを考えて、本気で言ってくれたのだと思います。それを聞いて、僕は何も言えませんでした。
まったくそのとおりでしたから。
僕はあらためて自分のことをいろいろ深く考えてみました。
自分の置かれている現在の状況、将来のことなどを数週間は考えました。
そして、あるとき、僕はふと気がつきました。
「いまの僕は誰かに似ている」と。
- 社会に対して文句ばかり言っている。
- 自分の置かれている状況に愚痴ばかり言っている。
- 給料が安いと文句を言っている。
- 人生でやりたいことができていない。
- 夜はテレビばかり見ている。
- 勉強はまったくしない。
そう、僕が子どものころに見ていた、勉強をしないで困っている大人に、僕自身がなっていたのです。
「こんな大人には絶対にならない」と子どものころに誓ったはずなのに……。(『僕たち、どうして勉強するの?』から引用)
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『僕たち、どうして勉強するの?』Kindle版を2019年8月上旬にリリースしました。サブタイトルは『「1日30分」を続けなさい! 2』。
拙著『「1日30分」を続けなさい! 』のエピソード1と思ってください。
同著を書くきっかけになった私の体験談を、子どもにもわかりやすく書いています。
子どもを持つ親ならば、「どうして勉強するの?」という類いの質問を、お子さんから何度も受けていると思います(苦笑)。
その答えのヒントになれば幸いです。
「勉強しなさい!」と子どもを叱る必要はありませんが、勉強の大切さをかみ砕いて教える必要があります。
そうしないと、あなたのお子さんも、将来こう感じる可能性が高いと思いませんか?
「もっと勉強しておけばよかった、、、」と。
社会に出てから、あなたも私も、勉強の大切さを痛感しましたよね。(^0^;)
ちなみに、ある学習塾の教科書(?)に使っていただいて、毎年、使用料という形で印税をいただいています。m(__)m
校正のプロにチェックをお願いしましたが、誤字脱字がある場合は、見つけ次第、順次修正します。
同著を端末からいったん削除し、再ダウンロードしてもらうと最新版が反映されます。
目次
第1章 僕が勉強を意識するようになった理由
第2章 僕の小学・中学・高校時代
第3章 僕の大学時代
第4章 学校と勉強
第5章 勉強と将来と君の未来
第6章 どうして勉強するの?
いただいたレビュー
「読んで衝撃を受けました。有名な著者がここまで本音をさらけ出してくれるのかと…。
勉強の必要性を深く読者に理解してもらうため、おそらく自分(著者)にとっては恥ずかしいであろう過去や、自分の家族のことなどが多く書かれています。
余計なお世話かもしれませんが、書かれた家族から怒られるんじゃないかと心配なほどです。
勉強する動機を与えてくれるすばらしい内容であり、小学生から大人まで楽しめる内容です。かなりお勧めです」 小野様 北海道 30代 男性