CD1
「『男は女を養う、守るもの』『奥さんにお金の心配をさせないだけの仕事をするのが男の仕事』女で、しかも、自分の収入だけで子どもを養っている私からすると、これらの言葉に、最初カチンときました。しかし、縄文時代の話など聴くうちに、確かに、男女の役割は違うのだと思えました。
そして、よくよく考えてみれば、私自身も、男性にそういった理想をもっていたらしいと気づきました。このままでは一生平社員でしかなく、しかも、資格もないので何かあれば真っ先にリストラされるポジションにいながらリストラされないだけの資格と能力を身につけようとしない夫に嫌気がさし、現在別居中なのですから」
CD2
「実は私も、大学は経済学部だったのですが、経済原論とか、全く意味不明でした。これが実際の会社にどう結びつくのかなどと、大変疑問に思っていました。経営学に至っては、いくら聞いたって、会社の経営なんてできないと思っていました。それが、『おり』のお話しなど、大変具体的で、実際に商売をした人と学者との違いが、はっきりと分かります。
本当に『いかに利益をだすか』って大事ですよね。ところで、私は、今の国の会計制度に疑問を持っています。もっと、民間の感覚を取り入れて、無駄のない制度にできないものでしょうか?国なので、利益をだす、というのは少し違うかもしれませんが、そういった視点から、現在の制度を変えていかないといつまでたっても状況は変わらないのではと思います。なので、ぜひ、山藤さんに財務大臣(それとも総理大臣?)になって国の利益を5倍ににしてほしいです」
CD3
「株式会社の成り立ちの話など、本当に幅広い知識を持っておられることに驚きです。自分を省みれば、古市さんの本を読んで、結構勉強してきたつもりでしたが、つもりでしかないんだと反省するばかりです。もっと、とことん、勉強しなくてはいけないと強く思いました。
『9 生き方、身だしなみ』の部分が特に好きで、何度も聞きました。学生の頃に、聞いていれば…と思います。私自身、単位を取れさえすればいいといった態度で過ごしてしまっていました。そのころに、もっと『どんな人間になるのか』『自分に何が足りないか』といったことを真剣に考えていれば……と後悔するばかりです。
でも後悔しても仕方がないので、これから悔いのないようにそして、子どもたちには、後悔させることのないようにまずは私がしっかり考えて生きていこうと強く思いました」 A.M.様 40代 女性